英国王のヘンリー8世と最初の妻キャサリン

結婚指輪と指輪の交換のはじまり

結婚指輪がはじめて結婚の証拠として登場したのは、9世紀のローマだそうです。
ローマ教皇ニコラウス1世が世界ではじめて結婚指輪をしたとされています。
その時代、花婿には鉄の指輪、花嫁には金の指輪を渡したと言われており、それが現在の指輪交換の儀式の起源となっています。


13世紀になるとヨーロッパ各地で結婚指輪の交換の風習が一般化されていき、結婚をテーマにした木版画や挿絵には指輪交換のシーンが多く取り上げられています。


結婚式で指輪を交換する意味には諸説ありますが、「愛する伴侶と指輪を交換することで、指輪が互いのお守りとなりますように」というメッセージがあるようです。