サムシングブルー

サムシングブルーとは、聖母マリアのシンボルカラーである「青」を結婚式の中に取り入れることを意味します。青は、西洋においては聖母マリアを象徴する色とされており、花嫁が聖母マリアと同じ青を身につけることで、幸せが続くといわれています。

また、サムシングブルーは、「花嫁が幸せな結婚生活を送れますように」という願いを込めたおまじない風習「サムシングフォー」の1つでもあります。本記事では、サムシングフォーの1つである「サムシングブルー」の素敵な取り入れ方についてご紹介します。

サムシングブルーの意味とは

サムシングブルー

サムシングブルーとは、2人の幸せがずっと続くようにという願いをこめたおまじないの風習である「サムシングフォー」の1つ。サムシングフォーとは、以下の4つを指します。

 

・サムシングニュー:新しいもの

・サムシングオールド:古いもの

・サムシングボロウ:人から借りたもの

・サムシングブルー:青いもの

 

サムシングブルーとは、結婚式で花嫁が青いアイテムを身につけることで、幸せが永遠に続くと言われているおまじないです。西欧では、青は聖母マリア、純潔をあらわすカラー。純潔を意味する青色のアイテムを花嫁が身につけることで、花嫁の「清らかさ」、「誠実な愛情」を表現するといわれています。

サムシングブルーの取り入れ方

サムシングブルー

サムシングブルーはかつて、「人目に付かないように、さりげなく身につける」とよいとされていましたが、近年ではドレス、アクセサリーなど人目に触れる場所に取り入れる方法も広く浸透しています。

たとえば最近では、お色直しにブルーのドレス、ウェディングシューズ、ブライダル用ガーターを選ぶ花嫁も多いそう。ブルーのドレスなら、スッキリ綺麗なマーメイドライン、お姫様風のプリンセスラインも人気があります。

 

もしサムシングブルーの本来の風習である「さりげなく身につける」を実践するなら、ウェディングシューズ、ブライダル用ガーターが適しています。いずれもドレスに隠れてしまうケースがほとんどなので、さりげなく身につけたいと考えている女性におすすめです。

 

ドレス、ウェディングドレスのほかには、ブーケ、ジュエリー、手首につけるリストブーケ、ヘッドアクセサリーなど小物にブルーを取り入れる女性も珍しくありません。ジュエリーの場合は、イヤリング・ピアス、ネックレス、ブレスレット、指輪などで取り入れることができます。

あるいは、会場に飾るブーケ、テーブルクロスなど「会場の装飾」にブルーを取り入れるという方法もあります。

サムシングブルーを結婚指輪・婚約指輪で取り入れるなら

サムシングブルー ブルーダイヤ

結婚指輪や婚約指輪は、結婚式当日だけでなく、生涯ずっと身につけるもの。だからこそ、結婚指輪や婚約指輪でサムシングブルーを取り入れるのは、とても素敵なアイデアです。

もし「見えないようにそっと身につける」という本来のサムシングブルーの風習に従うのであれば、結婚指輪の内側にブルーの宝石をセッティングする方法がおすすめです。結婚式のあとも日常的に身につけることができる結婚指輪であれば、「これからも幸せがずっと続くよう」にと、お守りのように持ち続けられるはず。

ブルーの宝石には、具体的に以下のような種類があります。

 

・ブルートパーズ

・ブルーサファイア

・ブルーダイヤモンド

 

 

それぞれの宝石には宝石言葉があり、ブルートパーズは「友情、知性、希望」、ブルーサファイアは「成功・誠実・慈愛」、ブルーダイヤモンドは「永遠の幸せ、絆を深める」という意味を持ちます。いずれも素敵な宝石言葉ですが、とくに「ブルーダイヤモンド」の宝石言葉は、これから長い人生を共にする夫婦にふさわしい言葉といえるのではないでしょうか。

 

東京指輪工房では、ブルーダイヤモンドの石留めをオプション(※ダイヤモンドや誕生石などの宝石を、リングにお留めするオプションのこと)で追加することができます。

「せっかくなら、特別な意味を込めた結婚指輪を作りたい」という方はぜひ、ブルーダイヤモンドの石留めをご検討ください。