手作り結婚指輪工房の選び方

手作り結婚指輪工房を検索して探し始めたけど、何を基準に選べばいいの??
一生に一回の体験ですから、出来る限り満足の行く工房で結婚指輪を作りたいですよね。

そんな不安を抱える方の為に「手作り結婚指輪工房の制作方法による選び方」をご紹介いたします。

①制作方法

全国に沢山の手作り結婚指輪工房がありますが、大きく分けて2つの制作方法によって
世界に1つの手作り結婚指輪を制作します。

《鍛造(たんぞう)制法》

鍛造制法とは金属を直接叩いたり、曲げたり、高火力バーナーでの溶接作業など様々な工程を経て指輪制作を行い、1本の棒材からの指輪を制作するので「手作りしている感」を充分に味わえる制法です。

東京指輪工房 鍛造制法

《鋳造(ちゅうぞう)制法》

鋳造制法とはWAXと呼ばれるロウソクのような素材を削り出し指輪の形を自由に作ることが出来ます。

自由に削って形を作っていく制法です。

 

簡単に削れる素材なのでご自身で好きな形に削り出せるので誰でも「オリジナルジュエリー」を作ることが出来ます。
出来上がった指輪は一旦お預かりし、お好きな金属(K18やPtなど)になったものを受け取る。

東京指輪工房 鋳造制法

②それぞれの制法のメリット・デメリット

《鍛造(たんぞう)制法》

直接、金属を加工する制法になるので「オリジナリティー(こだわりのある)」のデザインをお求めの方には不向きな製法になります。

 

言い換えればシンプルなリング制作にはピッタリの制法になります。


結婚指輪は毎日身につける事が多いので、飽きの来ないシンプルなデザインをお求めの方にはピッタリな制法になります。

また、金属加工からのスタートなので「その日に持って帰れる」という工房も多いです。
※石留め(誕生石やダイヤモンドをリングに入れる)や、刻印(メッセージなどをリングに印字する)は、工房によってはその日に持って帰れないこともあるので、要確認事項です!

東京指輪工房 鍛造制法

《鋳造(ちゅうぞう)制法》

WAXと呼ばれるロウソクのような素材を削り出し指輪の形を作るので、自分で自由に頭の中のイメージした形を削り出すことが出来るので、オリジナリティー(こだわりのある)デザインをお求めの方にピッタリな制法です。

 

その分、手先の器用さが鍛造制法より求められます。WAXは薄く、細くなれば割れたりするので要注意です。


ここまで聞くと一気にハードルは上がってしまいますが、どこの工房さんも専門のスタッフがサポートしてくれるので安心していただけれだと思います。

 

WAXで出来上がったリングを、金属に変える工程は数日どうしてもかかってしまうので
「その日に持って帰りたい!!」という方には不向きな制法になります。
※各工房さんによると思いますが、納期が数週間~1か月程度かかります。

東京指輪工房 鋳造制法

③メリット・デメリットまとめ

《鍛造(たんぞう)制法》

メリット

・たくさんの工程を行うので「手作りしている感」を充分に味わえる。

・飽きのこないシンプルなリングが簡単にできる。

・多くの店舗が、「その日に持ち帰える」ことができる。

デメリット

・フルオーダーのようなこだわりあるデザインには不向き。

《鋳造(ちゅうぞう)制法》

メリット

・金属加工よりシンプルな作業。

・フルオーダーのようなこだわりジュエリーができる。

デメリット

・製造方法の問題で「その日に持ち帰る」ことができない。

・仕上げ作業(ピカピカにするなど)は職人さんが行うことが多い。※自分で作った感が薄くなってします。

④東京指輪工房では、何制法?

東京指輪工房では、《鍛造(たんぞう)制法》を採用しております。

 

・たくさんの工程を経て、少しずつ指輪が出来上がっていくことも楽しんでいただきたい。

 

・1〜10までお客様に加工していただくことで、愛着が湧く指輪にして欲しい。 1つ1つの工程を楽しんでいただきたい。

 

・メッセージ刻印や誕生石などの石留めがあっても、その日に持って帰って頂き 制作後の余韻も楽しんで頂きたい。

 

などの様々な思いから、東京指輪工房では鍛造製法を採用しております。

⑤まとめ

「手作り結婚指輪工房の制作方法による選び方」をご紹介させていただきました。

 

「鍛造制法」や「鋳造制法」など、初めて聞く言葉も多かったと思います。

 

手作り工房選びで不安にならないためにも、完成するデザインも大事ですが、自分たちで世界に1つしかない指輪を作る。となれば製法から手作り工房を選ぶのも大事になってきます。

 

数ある工房から一生に一回の手作り結婚指輪を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。