Ruby

7月の誕生石 ルビー

宝石言葉

情熱・仁愛・威厳

「情熱的な恋愛を」「積極的なあなたになれる」というメッセージが込められているルビーは、燃え盛る炎の赤から連想されるように、情熱的な人になれると言われています。

 

ルビーはコランダムという鉱物の中の赤い石だけのことを言いい、それ以外の色のコランダムはすべて「サファイア」と呼ばれています。
ルビーの赤色の中でも「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれる赤は、最高峰のカラーとされています。
また、ダイヤモンドの次に硬い宝石で、「宝石の女王」と言われ、「ダイヤモンド」「エメラルド」「サファイア」と並んで4大貴石と称されます。

 

その情熱的な赤色が血を連想させ、敵や災害から身を守り、出血や炎症を抑え、活力を与えたり、精神安定を生んだり、ヒーリング効果がある石と考えられていました。

そんなルビーを身につけると、


◇情熱的な恋愛がしたい
◇暖かい印象をもたれたい
◇魅惑的な色気が欲しい

そんな願いが叶うかもしれません。

エネルギーやバイタリティに満ち溢れ、やる気を出させる。
真っ赤な宝石ルビーを身につけることによって、内に秘めた情熱が呼び覚まされるのでしょうね。

7月の誕生石 ルビー

ルビーのプチエピソード

ルビーにまつわるちょっとしたお話

ルビー好きにはたまらない!「へー」「ほー」となるエピソードをご紹介します。

カップルのバックショット

記念日にルビーを

◇結婚40年記念日
結婚40周年記念日は、別名「紅玉婚」といいます。
40年もの間、愛の炎を燃やし続けた証として、炎の宝石ルビーを贈り、いつまでも2人の炎が燃え続けますように。

 

◇結婚52周年記念日
40周年記念日からさらに12年目を「星条紅玉婚」と言います。
ルビーの中でも希少な星のような光を放つスタールビーを永遠の愛の証として贈るといいとされます。

ルビー伝説

ルビーは「その色を変えることで、持ち主に危険や災害を知らせてくれる」という言い伝えがあります。
英国王のヘンリー8世の最初の妻キャサリンは最上級のルビーを持っていました。
しかしそのルビーは次第に色あせていったのです。
そして言い伝えの通りキャサリンに災難が・・・ヘンリー8世は世継ぎが産まれないという理由でキャサリンと離縁し、侍女のアンと再婚してしまったのです。
カトリック教会は離婚を認めなかったので、結婚の無効という形で別れさせ、キャサリンは監禁に近い生活を強いられることに。


あなたの持っているルビーは大丈夫ですか?
色が褪せてきたら要注意!自分も周りもよく見て、早く危険を察知できるようにしましょう!

英国王のヘンリー8世と最初の妻キャサリン
ハート型のルビー

右側につけるといい?

昔から体の右側にルビーを身につけると、ルビーのパワーを受けられると言い伝えられてきました。

 

右手は積極性を表し「真っ赤なルビー=積極的な石」とされていたからでしょう。
そのため、王族の男子の肖像画を見ると、帽子の右側にルビーが描かれていました。

 

また、ルビーは炎をイメージさせるため、火曜日には効果が倍増するとされています。
なぜなら、火曜日の神様は「炎と戦いの神マルス」。

 

あなたの情熱的な恋の炎をもっと燃え上がらせるには、火曜日にルビーを身につけて大好きな人に会ってみてはいかがですか?

ルビーの基礎知識

ルビーについてもっと詳しくなりましょう!

せっかく持っている宝石だもん!石のこと詳しく知って、もっともっとルビーを好きになってください。

7月の誕生石 ルビー

和名

紅玉

由来

語源はラテン語の”ruber”で「赤」という意味です。古代ローマでは「カンブルクルス」。ギリシャでは「アクスクラックス」と呼ばれており、燃える石炭という意味でした。

硬度

9

産地

スリランカ・インド・タイ・タンザニア・ミャンマー・ケニア・パキスタン

比重

4.00

結晶系

三方晶系

光沢

ガラス状

誕生石について

誕生石にまつわるエピソードや込められた想い。
それぞれの誕生石の宝石言葉や特性などを知りたい方は下の宝石をクリックしてください。
 
ガーネット
アメシスト
アクアマリン
ダイヤモンド
エメラルド
ムーンストーン
ルビー
ペリドット
サファイア
トルマリン
トパーズ
タンザナイト