Peridot
8 月の誕生石 ペリドット
宝石言葉
夫婦の幸福・和愛
「いつまでも幸せな夫婦で」「心の潤いを」というメッセージが込められているペリドットは、「夫婦の幸福」という宝石言葉を持つほど夫婦の絆を強め、いつまでも2人の幸せを守ってくれるとされています。
ペリドットは硬度が低いため、強い衝撃で割れてしまいます。
また、複屈折という特徴を持ち、ペリドットに入った光が2重の光となって出ていく性質を持っています。
そのため、ペリドットそのものがまばゆく輝き、太陽の光と称されるようになりました。
そんなペリドットを身につけると、
◇夫婦の絆を強めたい
◇ストレスを解消したい
◇恋人が浮気しているかも・・・
◇平和で安定した毎日を過ごしたい
そんな願いが叶うかもしれません。
ペリドットは「夫婦の幸福」という宝石言葉を持つほど夫婦の絆を強めてくれる宝石。
また、持ち主の色欲を鎮めてくれるパワーがあると考えられているので、相手の浮気を防げるかもしれませんね。
心を穏やかにしてくれる、まさに太陽のような宝石です。
ペリドットのプチエピソード
ペリドットにまつわるちょっとしたお話
ペリドット好きにはたまらない!「へー」「ほー」となるエピソードをご紹介します。
太陽の宝石ペリドット
7月の真っ赤な太陽が、8月になると黄金の輝きに代わることから、黄金の宝石であるペリドットが8月の誕生石に選ばれたといわれています。
現在ではペリドットと呼ばれていますが、実は古代にはトパーズと呼ばれていました。
ラテン詩「宝石について」ではトパーズの説明として、『この石は2種類あり、純粋な黄金によく似たものと、淡く澄んだものがあり、痔を治す、月を感じ、また煮えたぎる熱湯を鎮める とも言われている』と書かれています。
昔、月(ルナ)は精神と密接な関係があると考えられていました。つまり、月を感じるということは、精神病に良いとされていたんです。
煮えたぎる熱湯を鎮めるとは、持ち主の色欲・狂気を鎮める、つまり心を穏やかにするとされていました。
また、痔を治すとはこれまた物凄い効果ですね!こちらは、出血を止めるという言い伝えから派生したんでしょう。
古代エジプトの秘宝
古代エジプトでは太陽を神と崇め、太陽神を国家の象徴として崇拝していました。
ペリドットの太陽のようなまばゆい光は特に愛され、国の王たるファラオたちの王冠や装飾品にも多く使用されていました。
古代エジプトはペリドットが産出される島を所有しており、厳重に監視をつけるなど、大切にされていた宝石でした。
現在でもペリドットはエジプトの国石として愛され続けています。
夜のダイヤモンド
ペリドットは昼と夜の輝きに違いが少ないため、夜は他の宝石と比べて輝いて見えることから、「夜のダイヤモンド」や「イブニング・エメラルド」 と呼ばれています。
ペリドットは、かの十字軍の遠征によってヨーロッパに持ち帰られ、守り札としての役割や教会での儀式用に使われるようになりました。
また、ペリドットはゴールドとの相性が非常に良く、ペリドットをはめ込むジュエリーがゴールドの細工だと効果が倍増するといわれるようになりました。
ペリドットを身につけるなら、是非ゴールドと組み合わせてみてはいかがですか。
ペリドットの基礎知識
ペリドットについてもっと詳しくなりましょう!
せっかく持っている宝石だもん!石のこと詳しく知って、もっともっとペリドットを好きになってください。
和名
橄欖(かんらん)石
由来
明らかではないですが、色・国によって名称が違っていて、国際協定で正式に「ペリドット」に決まりました。
硬度
6.5
産地
エジプト・アメリカ・中国・ミャンマー・メキシコ・ブラジル
比重
3.34
結晶系
斜方晶系
光沢
ガラス状~脂肪状