Garnet
1月の誕生石 ガーネット
宝石言葉
真実・忠実・貞操・友愛・勝利
「あなたに忠実でいたい」「変わらない想い」というメッセージが込められているガーネットは、持ち主に変わりない愛情を示し、正しい念願や請願に無条件に耳を貸してくれるとされています。
また、このガーネットという名称は1種類の宝石に付けられた名前ではなく、グループの総称です。
「赤い石」というイメージが強いガーネットですが、実は緑色・黄色・オレンジ色など、どんな色でもそろえることが出来ると言われている宝石なんです。
(※残念ながらブルーはありません。)
いつもの赤いガーネットに飽きてきたら、グリーンガーネットやオレンジガーネットなどお好きな色のガーネットを着けてみてはいかがですか?
そんなガーネットを身につけると、
◇憂鬱な気分を癒したい。心を和ませたい。
◇しっとり落ち着いた友情的な愛を育てたい。
◇大好きな人の夢を叶えてあげたい。
◇好きな人とずっと一緒に幸せな毎日を過ごしたい。
そんな想いが相手にも伝わるかもしれませんよ。
しかし!注意が必要です!!
持ち主が同時に他の石を持つと、その効力は消えると言われています。
それもそのはず、ガーネットの宝石言葉は「貞操」です!
浮気はいけません!!一途に身につけてあげてください。
ガーネットのプチエピソード
ガーネットにまつわるちょっとしたお話
ガーネット好きにはたまらない!「へー」「ほー」となるエピソードをご紹介します。
記念日にガーネットを
◇結婚18周年記念日
結婚して18年目のプレゼントに。口ではなかなか言えない「あなたへの変わらない想い」を宝石に託して贈ってみてはいかがですか。
◇初めての記念日
欧米では子供が宝石に興味を持ち始める頃に、初めての宝石として「人生に忠実であってほしい」という想いを込めてガーネットをプレゼントします。
◇卒業記念指輪
欧米の大学は卒業生に、卒業年度を刻印したカレッジリングを贈り、友情を深め合うそうです。そのリングにはガーネットやトルコ石が選ばれるそうです。大切な仲間との友情の証に、ガーネットのリングを贈り合いましょう。
LOVE STORY
偉大な詩人であり、自然学者であり、宝石愛好家でもあるドイツの文豪ゲーテが晩年愛した恋人、ウルリーケ・フォン・レベッツォー(当時19歳、ゲーテ74歳)は宝石伝説を信じる美しい乙女でした。
多くのガーネットを産出するドイツで生まれたウルリーケは、その愛をガーネットに誓ったのです。
ガーネットは持ち主に従順で、特に恋人の念願をかけた人は他の石を持つと効果が薄れると信じられていたので、純粋で従順なウルリーケはゲーテへの愛の証として、ゲーテが亡くなるまでずっとガーネットを身につけていたそうです。
ガーネットでデトックス
ガーネットはこれから旅行に行かれる人にピッタリ!
なんと旅人のお守りとも言われているんです。
魔よけのお守り・健康を維持し、災難から身を守ると信じられていたガーネットは、古くは十字軍の兵士も身につけ戦地に赴いていました。
「最近貧血気味…」「なんか体調が悪いなぁ」なんて思っている時にガーネットを身につけていると、癒してくれるかもしれませんよ。
ガーネットは血液の循環を良くし、体内の毒素を排除してくれる医療的な役割を担っていたんです。
デトックスってやつですね。
ガーネットの基礎知識
ガーネットについてもっと詳しくなりましょう!
せっかく持っている宝石だもん!石のこと詳しく知って、もっともっとガーネットを好きになってください。
和名
柘榴(ざくろ)石
由来
ガーネットの結晶は赤く丸いものが集まった状態の物がよく産出されるので、初めてガーネットの結晶を見た人がざくろの実を連想し、ラテン語のgranatum(グラナトゥム)「種がたくさんある」から派生しました。
硬度
7~7.5
産地
インド・ブラジル・マダガスカル・タンザニア・スリランカ
比重
3.6~4.2
結晶系
等軸晶系
光沢
ガラス状